2025.09.29
老朽化したマンションを売却する際の注意点
前回、マンションの老朽化問題について解説しました。
今回は老朽化したマンションは果たして売れないのか。
売却する際の注意点や売却を成功させるコツについて解説します。
郡山市でマンション売却を検討している方は是非参考にしてみてください。
老朽化したマンションを売却する際の注意点
老朽化したマンションの管理に困った時、最もコストがかからず利益を得られるのが売却です。
売却代金を得られますし、管理も新しい持ち主に任せることができます。
ただ老朽化したマンションは本当に売れるのか疑問に思う方も多いかと思います。
ここからは、老朽化したマンションを売却する際の注意点を解説します。
【1】老朽化したマンションは売却しにくい
老朽化したマンションは見た目の悪さから人気がないだけでなく
修繕にかかるコストが増加するので普通のマンションよりも売却しにくいです。
購入希望者にただの老朽化したマンションと思われれば売れる可能性は低いままです。
老朽化したマンションなりにどんな強みがあるのか
振り返って考えた上でPRしていくことが大切です。
【2】人気のエリアなら老朽化したマンションでも売れる可能性が高い
ただ前回の説明の通り、老朽化したマンションでも現役で利用されているものは多いです。
こうしたマンションの共通の特徴は地価が高くて人気のエリアに建ててあることです。
新築マンションは高額ですが、中古マンションなら手に入りやすいので需要があります。
逆に人手の少ない郊外の老朽化マンションなら買い手が付くのはかなり困難です。
【3】高齢者をターゲットに売るのも一つの手
古いマンションには和室が付いている場合もありますが和室需要は年々下がっています。
ただ高齢者には畳の人気は根強いので彼らに向けて売っていく手もあります。
若いころ郊外に建てた一戸建てを老夫婦で使いきるのは困難なので
中心部の丁度よいマンションに移り住みたいという方も大勢います。
彼らを狙うことで成約率を上げることができます。
【4】不動産会社へ直接買取に出す
不動産会社では老朽化したマンションの買取を積極的におこなっています。
不動産会社は不動産がなければビジネスが出来ませんが
国土が限られている上、マンション普及の初期段階に良い立地は取られてしまっているので
業者にとっても良い立地の老朽化マンションを手に入れて
リノベーションをして再販するメリットは多くあります。
仲介売却で売れないマンションは買取に出してみるのも一つの手です。
老朽化したマンションの売却を成功させるコツ
【1】明らかな欠陥を修繕する
同じ老朽化マンションでも、老朽化が外から見て一目で分かるのと
そうでないのでは成約率に大きな違いがあります。
目に見えて劣化している部分を修繕することで
第一印象が大幅にアップし成約率も上がります。
【2】ハウスクリーニングを実施する
見た目が老朽化しているマンションでも、よく見てみると
欠陥ではなく汚れだったというケースは多々あります。
高額の修繕費を支払う前に、まずはハウスクリーニングを依頼してみてください。
水回りなど気になる部分を依頼するだけでかなり印象は変わりますし、安上がりです。
【3】老朽化したマンションを得意とする不動産会社に依頼
不動産会社にはそれぞれ得意・不得意があります。
老朽化マンションの買取をある業者に断られても
その業者が単に新築マンションの取り扱いしかしていないだけかもしれません。
全ての不動産会社が同じ物件を取り扱うと大手の独占状態になってしまうので
中小は大手の取り扱わない物件を積極的に扱っていることが多いのです。
老朽化マンションは、こうした業者に相談してみることをオススメします。
まとめ
今回は老朽化したマンションを売却する際の注意点について解説しました。
築年数の古いマンションは総じて中心部の人気エリアにある事が多いです。
増して室内はリフォーム・リノベーションで見た目をガラリと変えることも可能です。
私見では老朽化したマンションの売却についてはそれほど悲観しなくてもよいと考えます。
郡山市でマンション売却を検討している方は是非参考にしてみてください。
当社では不動産売買を検討しているお客様にとって、お役立ち情報を随時更新していきます。
郡山市の不動産売却、不動産購入は、えんどう不動産株式会社へお任せください。