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家を売りたいと思っても、何から手を付けていいかわからない…という方は多いと思います。

特に気になるのが、家を売る手順と、売れるまでに掛かる流れです。

そこで今回は、この2点を初心者にもわかりやすく解説していきます。

郡山市で家の売却を検討している方は是非参考にしてみてください。

 

売却に掛かる期間は平均3～6カ月

1.仲介会社決定（平均1週間）

まず不動産会社に事情を相談しながら査定を依頼していくらで売ってくれるか見ていきます。

この時に一括査定サイトを利用するとスムーズに複数社の査定額を比較することができます。

査定額が高いということは、その分高く売ってくれる可能性が

高いということでもあるので、まずはここを比較していってください。

ただ査定額だけで選んでも仲介会社がしっかりしていないと後悔をしてしまいます。

長い付き合いになりますので相性の良い会社や担当者を選択するようにしてください。

 

2.売り出し・内覧の準備

仲介会社選びが終わり、媒介契約を結んだら、家を売り出す準備をしていきます。

ここでおこなう作業は広告文の作成や広告写真の撮影などです。

また並行して内覧準備を進めていきます。

部屋の清掃や整理整頓、ハウスクリーニング業者の依頼などをおこない、家の第一印象をアップしてください。

 

家をせっかく売るのであれば隅々までキレイにして高く売りたいですが

家全体を掃除できるほどの時間はなかなか取れません。

そこでオススメなのがキッチンや浴槽など水回りを重点的に清掃する方法です。

水回りは素人ではキレイになりにくい、水垢などが残り”中古感”を

強めてしまうという特徴があるので力を入れて掃除していってください。

 

3.販売活動（約1～3カ月）

準備が終わると不動産会社は販売活動をおこなっていきます。

この販売活動でおこなわれる作業は、大きく分けて以下の4つです。

（1）指定流通機構（レインズ）へ登録

（2）宣伝・広告作成

（3）広告活動

（4）内覧準備・実施

家をPRした結果、内覧希望者が現れればスケジュールを調整して内覧を実施していきます。

ただ、この内覧は家を売る最大の関門と言われており一回目でクリアすることは稀です。

ちなみに内覧で買主様に好印象を与えると向こうから買付(購入申込書)が送られてきます。

買付が来れば、条件を摺り合わせ、スケジュールを設定して売買契約へとすすみます。

 

4.売買契約

売買契約では、主に売買契約書の読み合わせ、確認をおこないます。

売買契約書のフォーマットは自由で売主様・買主様の事情に応じて書類の内容は変化します。

署名・実印さえあれば正式な契約書として認められますが

契約後のトラブルを防ぎたいなら、以下の13項目はしっかりチェックしておいてください。

 

①売買物件の表示

②売買代金、手付金、支払日

③所有権移転・引渡し日

④公租公課の清算

⑤反社会的勢力の排除

⑥ローン特約

⑦負担（抵当権など）の消除

⑧付帯設備の引渡し

⑨手付解除

⑩引渡し前の滅失・毀損

⑪契約違反による解除

⑫契約不適合責任

⑬特約事項

 

5.引渡し準備（約1.5カ月）

売買契約が済むと約1.5か月の空白期間があります。

不自然に期間が空いてしまいますが、これは買主様の住宅ローン審査の結果を待つためです。

この間、売主様はただ待っていれば良いというわけではありません。

引渡し・決済に向けて準備をしていってください。

この際に売主様が準備する書類は、以下の5種類です。

 

①登記済証・登記識別情報

②実印

③印鑑証明書

④固定資産税納税通知書

⑤管理規約・パンフレット・建築確認書

 

※.引渡しまでにの間にキャンセルされることもゼロではない

売買契約から引渡しまでの1.5か月で、買主様に契約をキャンセルされる恐れもあります。

契約をキャンセルされる場合は手付金と呼ばれる事前に支払った売却代金の一部を使っておこなわれます。

買主様側から契約解除を申し出る場合は、手付金をそのまま売主様に渡します。

一方、売主様側から契約解除を申し出る場合は、もらった手付金の2倍の額を買主様に渡します。

 

6.引渡し・決済

引渡し・決済は、平日の午前中ないし午後の早い時間に金融機関の一室を借りておこなわれることが多いです。

買主様から銀行振込か現金手渡しで代金を貰い、そのあとに家のカギを売主様が買主様に渡します。

こちらが、引き渡し・決済の流れです。

 

①本人確認と書類の確認

②住宅ローンの融資実行を買主様（側の金融機関）が行う

③買主様から売主様の指定の口座へ残金の振込

④固定資産税などの清算

⑤売主様から買主様へ領収証の発行

⑥仲介手数料の支払い

⑦司法書士への報酬支払い

⑧売主様のローン返済手続き

⑨抵当権の抹消登記完了

⑩鍵や物件に関わる重要書類などの引渡し

 

まとめ

今回は仲介で家の売却に掛かる平均期間について解説しました。

売主様は売却活動を開始すると本当に売れるのか心配になりがちです。

いつも私は少し長い目で見てくださいと説明します。

今回説明した全体の流れを把握しておくと心にゆとりが持てるかもしれません。

郡山市内で家の売却を検討している方は是非参考になさってください。

 

 

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