2023.01.09
不動産買取を選ぶべき人
前回は不動産買取のメリット・デメリットについて解説しました。
今回は実際に不動産買取を選んだ方がよい人や状況について解説します。
不動産買取を選ぶべき人
1.時間に余裕がない
時間に余裕がなく早めに物件を処分したいなら迷わず不動産買取を選ぶべきです。
時間に余裕がないケースは転勤間近な場合が多いのですが
兄弟と不動産を共有相続した時や離婚後に夫婦名義の物件を持て余している時なども当てはまります。
例えば実家を3兄弟で共有相続したにも関わらず結局最後まで親と同居していた三男が
家を独占しており、他の兄弟が不満を持つパターンなどです。
こうした場合は家を独占している人には明け渡しに強力してもらうことが必要ですが
買取に出して早めに換金すれば文字通り均等分割できるのでトラブルをスムーズに解消できます。
2.利益をあまり気にしていない
「どうせ、うちのボロ家は高く売れないから、処分できれば何でも良い」と考える人は意外にあります。
価格にこだわりがないなら早期に処分できる不動産買取がオススメです。
しかし何も考えず不動産買取を選ぶ人の中には
仲介売却に比べて買取価格が低いことを知らないケースも多々あります。
何も考えず買取を選び、後から後悔することのないようにしてください。
3.いつまでにお金が必要か確定している
まとまったお金が必要なイベントが1年以内にあるなら不動産買取を選ぶのが無難です。
仲介売却にかかる期間は平均3~6か月と言われていますが
いつ売れるかは不確定なので1年経っても売れ残っているケースもあるかもしれません。
それでも希望額での売却を求めたいなら最初に仲介売却で売り出し
期限が来たら買い取ってもらう買取保証サービスを扱っている不動産会社もあります。
4.売却準備に力を入れられない
仲介売却は買主様を見つけないといけないため、内覧で気に入ってもらおうとしたら
掃除・整理整頓・リフォームなどやることにはキリがありません。
立地など条件の良い物件でも、室内が非常に汚れていれば売れないこともあります。
整理整頓などの売却準備に時間が使えないなら買取を選ぶのも一つの手です。
5.不動産の築年数が古い
頑丈で良い間取りの建物でも築年数が30年、40年を超えていれば
高いお金を払って住もうとは思わないものです。
築古でも状態が良ければ売れる可能性はありますが成約までには時間が掛かる傾向に有ります。
仲介売却に期待することがないのであれば築古物件は不動産会社に買い取ってもらうのが無難です。
6.売却を知られたくない理由がある
「プライバシー徹底保護の上で仲介売却します!」とPRする不動産会社はいますが
販売営業をしていく上で、どうしても情報は漏れてしまいます。
人に知られたくない理由があり、こっそり引っ越したいという方は買取を選ぶ必要があります。
7.仲介売却で失敗した
仲介売却は難易度が高く、希望額で売れないなどのケースも多々あります。
ですが一度仲介売却で売れなかった不動産でも買取に出せばスムーズに換金できる可能性もあります。
仲介売却を選ぶべき人
1.時間的な余裕がある
「自分は特にお金はいらない」という方でも引渡し後にかかる細かい引っ越し費用や
将来の生活費を考えると、少しでも高く売るに越したことはありません。
人生のうちで数千万円のお金が入ってくるチャンスは家を売るときだけかも知れません。
時間に余裕があるのであれば、まず仲介売却を検討してください。
2.何より高く売れる事を優先したい
高額売却を第一の目標にしているなら迷わず仲介売却を選択してください。
時間は掛かってしまいますが買取価格よりも高い価格で売却できると言えます。
3.内覧が来ても気にならない
不動産会社の仲介で売り出すと希望者が内覧に訪れるようになります。
大変ですが基本的には内覧のたびに掃除・整理整頓をして見栄えをよくするのが理想的です。
また中には食事時に内覧に来たりするのを嫌がり、借家に一度引っ越して空にしてから
内覧を募集し売れたらそれを元手に新居を購入して再度引っ越す…という人もいます。
しかし、この方法は余分にコスト(家賃や往復の引っ越し代など)がかかるのでオススメできません。
内覧が来ても気にしないような性格の人のほうが仲介売却に向いているのかも知れません。
4.ハウスクリーニングなどの費用を掛けてもよい
前述の通り、購入希望者に気に入られるには様々な準備をしても、やりすぎるということはありません。
でも準備費は売れるかどうか分からない段階で費用をかけていきますので
負担は大きいですし、費用をかけたくない人には向いていません。
仲介売却を臨むならハウスクリーニングなどの諸準備用のお金が
少なくても15万円前後用意できていることが理想的です。
5.不動産の築年数が浅い
不動産の価値に影響する最も重要な項目は築年数です。
築年数が15年以下の物件なら仲介売却で早く高く売れる可能性が大きいです。
逆にこうした築浅物件を買取に出すのは損になるかもしれないため注意してください。
6.人気のエリアに不動産がある
郡山市内でも人気のエリアは高く早く売れる傾向に有ります。
こうした物件も仲介売却でじっくり高く売ることをオススメします。
まとめ
今回は不動産買取を選ぶべき人について解説しました。
不動産を売却する際は高額の金額が動きますので売主様自身も
様々な情報を取得されると思います。
上記の情報を参考に売主様にとって不動産売却を成功させてください。
郡山市で不動産の売却を検討している方は是非当社にご相談ください。
当社では不動産売買を検討しているお客様にとって、お役立ち情報を随時更新していきます。
郡山市の不動産売却、不動産購入は、えんどう不動産株式会社へお任せください。