2023.01.16
不動産買取を成功させる方法
不動産買取はどこに依頼しても結果は同じと考えている人も
多いのですが、依頼する会社により価格が違います。
いつまでにいくらで買い取るかというのは各不動産会社の
査定により決まる部分が大きく会社の独自の査定や判断で価格が決まると言えます。
地方だと不動産関係の手続きは全て地元の不動産会社1社に
依頼しているという方も多いのですが買取に出す際は、この方法はおすすめできません。
今回郡山市内で不動産売却を検討している方に向けて不動産買取を成功させる方法を解説します。
信頼できる不動産会社を選ぶコツ
不動産の買取価格は不動産会社によって異なります。
これは不動産の見方・評価が不動産会社によって異なるというのもありますが
少しでも高く買い取りたいというモチベーションの有無も大きく関係しています。
また不動産会社がどんな物件の買取を得意としているかでも結果は変わってきます。
自分の不動産を高く買い取ってくれる不動産会社を探すにはどこに注目すれば良いのか。
不動産会社選びのポイントを紹介します。
1.各社の買取査定をチェックする
まずは買取査定を複数社に依頼し、その金額を比較してみることがオススメです。
買取の場合は査定額と実際の売買価格はほぼ同額なので比較すればするほど成功率は高まります。
また買取に出す際は契約をして引き渡せばそれで終わりです。
買取は仲介売却のように相続・税金の相談や書類作成、説明、検査・保証といった様々なことを
求められないので査定額で比較しやすいという側面もあります。
買取査定は無料なので大手、中小のさまざまな不動産会社へ気軽に依頼してください。
2.タイプ別の買取実績を確認する
不動産会社によっては買い取る物件はほぼ全て家、ほぼ全てマンションというところもあります。
過去の買取の99%がマンションの不動産会社に一戸建て買取を依頼するのは
専門外として避けたいのですが、依頼すると一戸建て買取は出来ない訳ではないので
間違って買取依頼をすればどんどん手続きを進められてしまいます。
さらにややこしいのが買取業者の多くが公式サイトに「昨年の買取実績は驚きの〇〇件!」と
いうように、不動産タイプに触れず件数だけ述べていることです。
都会の1Rマンションやアパート買取をメインにやっているところが件数は
多くなりやすいので特に一戸建て買取の場合は公式サイトの言葉に惑わされないようにしてください。
タイプ別の実績を聞くのは別にタブーではないので勇気を出して質問してください。
3.物件の短所・長所を素直に伝えてくれるか確認する
不動産会社に相談しにいくと「その物件は非常に良いので今すぐ買取に出さないと損ですよ!」と
強く契約に流されるケースもあります。
こうした押し売り系の不動産会社は物件の短所や買取の
デメリットをあえて教えず契約を結ぼうとするので危険です。
「この物件は設備が故障しているので相場より少し安くなりますね…」とか
「この物件なら仲介売却に出した方がいいですよ…」とかを
正直に言ってくれる不動産会社のほうが信頼できます。
客観的に不動産を見て評価できるということは相場勘や観察力に優れていることになります。
この2点が備わっている会社ほど適正価格で買い取ってくれる可能性は高いです。
4.査定価格の根拠がしっかりしている
査定額の根拠が初心者でも納得できるくらいしっかりしていることも重要です。
買取の話し合いは直に当事者間でおこなわれるため
安い価格を提示されても拒否できるのは売主様しかいません。
必ず査定額の根拠を納得できるまで質問してください。
5.優良不動産会社は大手・中小関係ない
買取不動産会社を知名度・人気だけで決める人もいますが
会社の規模と買取価格はあまり関係がありません。
大手支店の査定額より近所の老舗業者の査定額のほうが
高いケースは山ほどありますし中小=実績がないという結び付けは危険です。
確かに大手の資金力は魅力ですが地域密着型の中小には
詳しい地域の知見や地域の独自ネットワークといった強みもあります。
まずは大手、中小という偏見を持たずフラットな目線で業者選びを進めて行ってください。
不動産買取が得するケース
転勤などで引っ越し期限が差し迫っている場合は早目に家を処分できる不動産買取がオススメです。
仲介売却は成約まで平均3~6か月かかるのが相場ですが場合によっては1年近くかかる可能性もあります。
離婚によって家を処分する場合も買取はオススメです。
共有財産は売却して財産分割をするので家も同じタイミングで換金・分割をするとスムーズです。
兄弟・親族で共有相続した物件(実家など)も早目の換金をオススメします。
ただ持っているだけでも固定資産税がそれぞれにかかりますし
誰が実質的な使用者になるのか揉めることも多々あります。
家のような固定資産は換金して分割するのが最もスムーズといえます。
離婚や子どものいじめなど周囲に知られたくない理由で家を処分したい方にも買取をオススメしています。
仲介売却でも一応プライバシーは保護してくれますが、売り出し物件はアットホームなどのサイトに掲載されますし
近所に買主募集のチラシを配ることもあるので売却を周囲に隠せないことになります。
一方、不動産買取は第三者に売り出すことなく取引が完了するので売ったことを知られる可能性は低いです。
買い取られた家はすぐに再販されることもないので近隣の人が気付いた時には引っ越しが完了しています。
地元の実家など今住んでいるところから離れた家を所有している場合でも仲介売却は可能です。
ただ仲介売却は時間がかかる上、買主様との契約などで現地に行く必要が出てきます。
遠方の家の仲介売却は何度か契約などに立ち会う必要もあり仕事をしている人には負担となります。
最短1回の来店で契約まですることのできる不動産買取は時間が取れない方にもオススメです。
不動産買取の注意点
不動産会社によっては築年数の古い物件や状態の悪い物件を買取してもらえないことがあります。
特に築年数が古くて評価額がほぼないケースは買取対象にならないこともあるので気を付けてください。
状態が悪い物件でもリノベーションやリフォームをすれば買取してもらえる可能性はありますが
改修工事をする前に不動産会社に確認しておいた方が良いです。
リフォームやリノベーションは費用が数十万円~数百万円かかるため
改修工事後の価格が付かない場合は損になります。
家を売却する際には住宅ローンを全額返還して抵当権を抹消する必要がありますが
買取してもらう場合でも同じくローンを返済しなければなりません。
買取価格よりも高額の住宅ローンが残っている場合は自己資金で補う必要があります。
買取は仲介を頼むよりも売却価格が安くなってしまうので住宅ローンが返済できない可能性もあります。
買取をしてもらう際はできるだけ高額買取してくれる不動産会社を選んでください。
それでも資金面で不安がある場合は仲介を選んでください。
不動産会社に買取してもらう場合、依頼する不動産会社は地域のことを理解している不動産会社にしてください。
ほとんどの場合は地元に強い小中不動産会社か全国展開してノウハウを持っている
大手不動産会社に頼むことになりますが中には別地域の不動産会社から連絡をもらうこともあります。
別地域の不動産会社は地域の買取価格を知らないためネット上の過去情報だけで買取価格を提示してきます。
そのため相場から外れていることが多く安値で買取されてしまう可能性が高いです。
不動産の買取を頼む際は地域の不動産会社か大手で
全国展開している会社または専門の不動産買取業者に頼んでください。
まとめ
今回は不動産買取を選ぶべき人について解説しました。
不動産買取を検討すべきケースはそこまで多くはありません。
ただそれとは別に、買取でしか売れそうにない物件というのも存在します。
例えば、仲介で売り出して1年以上売れない、立地が悪すぎる、建築基準法に違反していたり
過去に事件事故があったりと物件によって様々です。
郡山市で不動産の売却を検討している方は是非参考にしてみてください。
当社では不動産売買を検討しているお客様にとって、お役立ち情報を随時更新していきます。
郡山市の不動産売却、不動産購入は、えんどう不動産株式会社へお任せください。