2022.11.14
土地探しにおける建築条件付きの意味とは?メリットデメリットについても解説!
土地探しにおいて建築条件付きの意味を知っておくと、家づくりに役立ちます。
自由度の高さが魅力の建築条件なしとの違いをしっかり把握しておきましょう。
ということで今回は郡山市内で不動産購入を検討している方に向けて
土地の建築条件付きの概要とメリットデメリットについて解説します。
建築条件付きとは
土地探しにおける建築条件付きとは、主に2つの大きな条件があります。
・施工業者様の指定
・建物請負契約締結までに任意期間を設定
建築条件付きはあらかじめ施工業者様が決まっていて施主様が別の業者を指定できないのが大きな特徴です。
決まっている施工業者様との建築請負契約の締結までの
期間も定まっているケースが多く3ヶ月以内が一般的になります。
契約の流れは「土地の売買契約」をしてから「建築請負契約」を締結する順序です。
双方の契約までの間に建築業者様との打ち合わせがあるので
業者様との相性によっては建築請負契約を結ばない選択もできます。
建築請負契約に至らなければ売買契約もなくなり仲介手数料などのもろもろの諸費用は返還される仕組みです。
(その売買契約の内容によりますので注意が必要です)
もしもどうしても別の建築業者様に頼みたい場合、土地代にいくらか上乗せすることで
建築条件を外してもらえることもあるので交渉してみる価値はあるかもしれません。
建築条件付きのメリットデメリット
土地探しにおける建築条件付きのメリットデメリットを建築条件なしや建売住宅と比較してみます。
▼建築条件付きのメリット
施工業者様が建築プランをもっていればプランに沿って打ち合わせを
進められるので建築条件なしより手間や時間を最小限に留められます。
すでに建築済みの建物を買う建売住宅であれば変更はまったくできませんが
建築条件付き土地なら壁紙の色や間取りなど自分で決められることも多く
ある程度の自由度があるといえるでしょう。
▼建築条件付きのデメリット
敷地の代金に対する「土地先行融資」や工事着工金や中間金の「つなぎ融資」を住宅ローンで
利用するケースが多く利息や諸費用の支払いが建売住宅より多くなりがちです。
建物がまだ建っていなくても敷地の引き渡しが終わると同時にローンの返済が始まるので
賃貸に住んでいれば家賃とローンの支払いで居住費が一時的に高くなります。
短期間で建築請負契約の締結にいたるので状況によっては焦って契約してトラブルへと発展する可能性もあります。
契約締結の期間制限についてしっかり確認してから土地の売買契約を交わすのがオススメです。
まとめ
今回は郡山市で不動産購入をご検討している方に向けて建築条件付き売地を解説しました。
土地探しで建築条件付きとあれば「決まった施工業者と一定期間内で
建築請負契約を結ばないといけない」と覚えておいてください。
施工業者様の指定する条件内であれば希望を反映した家づくりをでき大きな手間なくマイホームを建築できます。
立地にこだわっていたり、標準的な家に早く引越ししたいのであればオススメかもしれません。
市内の売地も2~3割くらい(特に立地の良いところ)は建築条件付きといった印象です。
郡山市内でこれから土地探しされる方は是非参考にしてみてください。
当社では不動産売買を検討しているお客様にとって、お役立ち情報を随時更新していきます。
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