2025.06.30
琉球畳の特徴やメリット・デメリットについて
畳といえば、古風で地味なイメージだという方も多いかと思います。
しかしデザイン性に優れた琉球畳はモダンな内装にもなじみやすく人気のある商品です。
マイホームを検討中の方に向けて琉球畳の特徴やメリットデメリットを解説します。
琉球畳とは
琉球畳とは、一般的にフチなしの正方形の畳をさします。
沖縄や九州エリアで栽培されている「七島イ(しっとうい)」という
カヤツリグサ科の植物を素材とした畳が本来の琉球畳ですが
現在では素材や産地の区別がなくなっているようです。
820×820mmが多く出回っているサイズですが
半畳サイズや一畳サイズなどさまざまな大きさが販売されており
部屋に合わせやすく使いやすい商品といえます。
撥水や消臭などの機能を備えた商品も多くカラーバリエーションも豊富です。
また昔ながらのフチありの一帖の畳に比べると厚みが
薄くて軽いので日常のお手入れを一人でしやすいのも特徴です。
琉球畳を作るには特別な加工技術が必要となるので通常の畳より
割高になるケースが多く天然素材を利用した畳は高価になります。
一方、和紙や化学繊維などを原材料にした琉球畳であれば比較的安価で購入できます。
琉球畳のメリット・デメリット
琉球畳のメリットとデメリットを、それぞれ挙げてみると次のようになります。
【メリット】
・どんなインテリアにも合う
・お手入れしやすい
カラーバリエーションが豊富でフチがなくすっきりしたデザインなので
昔ながらの和室だけではなくフローリングにも合わせやすいのがメリットです。
一般的な畳と比較すると軽くてフチの段差がないので
掃除や模様替えなどしやすい点も魅力のひとつです。
【デメリット】
・コストがかかる
・耐久性が低い
前述したように天然の琉球畳は一般的な畳に比べると価格が高い傾向にあります。
また注文住宅などでは琉球畳の取り扱いがなかったりオプションになっているケースもあるようです。
フチのないデザイン性の高さが魅力ですが畳の周囲を守る部分がないことで傷みやすく
修繕や貼り替えのコストがかかるのもデメリットといえます。
まとめ
正方形のフチなし畳・琉球畳はマイホームの和室にこだわりたい人にオススメです。
互い違いに配置することで市松模様になる床のデザインは美しく
カラーによってさまざまな表情を演出できます。
耐久性が低く高価という点がデメリットですが最近ではメンテナンスフリーの素材でできた畳など
いろんな機能を備えた商品がたくさんあるのでデザインとの両面から検討してみてください。
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