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マンション購入時に注意すべき床のスラブ厚について

 

マンション購入の際には様々な点が気になるものですが、なかでも床の厚さは重要なポイントです。

床が薄いと振動や騒音が伝わりやすくなるため注目する人は多いでしょう。

それでは一体どのくらいの厚さがあればトラブルを避けやすくなるのか。

そこで今回は郡山市でマンション購入を検討している方に向けて床のスラブ厚についてご紹介します。

 

 

床のスラブ厚と騒音の関係

マンションでは床に衝撃が加わることで音が振動として上下に伝わってしまいます。

その衝撃の伝わりやすさは床の構造や仕上げ材、厚さによって変わります。

特に重量床衝撃音は床が厚いほど小さくなるため遮音性を高めたいならば床の厚さは重要なポイントになります。

 

 

 

床のスラブ厚の基準

スラブ厚とはスラブの厚みのことであり、スラブとは鉄筋コンクリート造における床と屋根のことです。

スラブ厚は小さいものだと120mm、大きなものだと300mmのものまであります。

標準的なスラブ厚とされているのは150~200mm程度であり遮音性の

優れたマンションほど、この値が大きくなります。

基本的にスラブ厚が大きくなるほど遮音性が向上するのですが厚みのある分だけ自重が大きくなってしまいます。

そのため、単純にスラブ厚が大きいほど良いとは言い切れません。

スラブ厚は現在では最低でも150mm程度が標準となっており

180~200mm程度あれば遮音性に問題がなくなると言われています。

150mm程度だと上の部屋の足音が聞こえることがあるかもしれないので気になる方は注意しましょう。

 

分譲マンションであれば、様々な数字が公開されており

分譲当時のパンフレットにもスラブの厚さが明記されていることが多いです。

ただし物件のデータをチェックしても公開されていないケースもあります。

その場合は設計図や竣工図があれば確認できるため不動産会社に相談してみましょう。

マンションの管理組合や管理人は、平成13年に法改正が行われた「マンション管理適正化法」によって

竣工図と呼ばれるマンションが建設された時の様々な図面を保管するように義務付けられています。

そのため竣工図の一つである「意匠図」や「構造図」には必ずスラブ厚などの外見からは調べる事の

出来ない具体的な数字が記載されています。

逆にいうと平成13年以前に分譲されたマンションには情報が無いケースがあるとも考えられます。

建設中のマンションの場合には配布されているパンフレットや販売会社のウェブサイトからも

スラブ厚についての情報を手に入れる事が可能です。

 

床のスラブ厚が薄いとどうなるのか

現代のマンションでは150mm~200mm程度の標準的なスラブ厚になっていますが

このスラブ厚が薄いと、どの様なことが起こるのか。

戸建てのように梁の太さを細くしたからと言って、床が抜けてしまったり上階で誰かが歩くと

天井が軋むなどという事はありませんが、スラブ厚が薄くなるという事は単純に遮音性や防音性の

効果が低くなるため、必然的に天井部から上層階の騒音が部屋に届きやすい状態となります。

それに加えて、居住している部屋の騒音も下層階に伝わりやすくなってしますため

力の加減が難しい小さいお子様がいるご家庭やピアノ(そもそも重量物の搬入が不可な場合もあります)などの

楽器があるご家庭では、特に下層階へ騒音を出さないように気を遣う必要が出てきます。

 

 

まとめ

これから新築や中古マンションを購入する際は後悔のしない選択をしたいものです。

そのためにはスラブの厚さにまでこだわるべきであり不動産会社に問い合わせることをオススメします。

スラブの厚さは180mm以上あれば日常生活において衝撃や音が問題になることは少なくなるようです。

マンションを購入する際には細かい箇所にも注意して、ご自身にとって良い物件を購入するようにしてください。

当社では郡山市で快適に過ごせるマンションをご紹介出来ます。

スラブ厚にこだわった物件探しもお手伝いしますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

当社では不動産売買を検討しているお客様にとって、お役立ち情報を随時更新していきます。

郡山市の不動産売却、不動産購入は、えんどう不動産株式会社へお任せください。