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親子3世代で同居するメリットやデメリット

 

近年、父親だけでなく母親も仕事をする「共働き」の世帯が増えたことから

親子3世代の同居を検討する人も少なくありません。

今回は郡山市内で不動産購入を検討しているお客様に向けて

親子3世代で同居するメリットデメリットをご紹介します。

 

親子3世代同居のメリット

親子3世代同居の1番のメリットは育児を助けてもらえる面だといえます。

子どもが生まれると、お母さんは中々一人の時間を取れないどころか

睡眠時間すら満足に確保できない場合もあります。

しかし親世代と同居をしていれば子どもの面倒や家事のサポートなど

育児をしていく面で非常にメリットが大きいです。

 

また経済面でのサポートも挙げられます。

・食費、水道代、光熱費の節約

・親の土地に家を増築するなら住居費の節約が出来る

・税制面でメリットが大きい

・土地によっては3世代同居で支援がある

 

特に育児はお金が必要になるため、毎月の出費が大幅にカットできるのは

非常にありがたいポイントです。

 

親子3世代同居のデメリット

親子3世代同居のデメリット・注意したいポイントとして

気遣いが増える点や世代の違いによる文化の違いが挙げられます。

やはり配偶者はどうしても気を使う場面が増えてしまいますので

配偶者にストレスがたまらないよう、共有スペースと親・夫婦の

プライベートスペースはしっかり区切りをつける必要があります。

また親世代との文化の違いも線引きなど注意したいポイントです。

 

あとは3世代住宅を建築した際は売りにくいという事もあります。

水回りを2つずつ作ると建築費は高騰します。

もちろん最初から売ろうと思って建てる人はいませんが

いざ売却するときには近年の核家族化もありニーズが少ないです。

不動産は需要と供給のバランスで価格が決まりますから

どうしても売却額が低くなってしまう傾向にあります。

 

郡山市における親子3世代同居の補助について

福島県が「福島県多世代同居・近居推進事業」を毎年募集しています。

事業内容としては「世代間が支え合う子育て環境や高齢者の見守りの充実等を目的とし、

新たに多世代で同居・近居を始めるために住宅取得等を行う方に対して、補助金を交付します。」

というものです。補助金額は最大110万円です。

 

福島県の発表によると令和3年度の募集についてはすでに終了しており

第1回が7月に抽選が行われ、応募件数は178件、倍率は2.54倍でした。(抽選戸数70戸)

第2回が9月に抽選が行われ、応募件数は131件、倍率は2.62倍でした。(抽選戸数50戸)

 

倍率は2倍以上と非常に高く、必ず受給できるとも限りませんが、毎年度実施しており

令和4年度に福島県内で同居・近居を検討の方は情報を入れておくと良いと考えます。

 

申請方法や要件については細かい内容がございますので気になる方は

令和3年度「福島県多世代同居・近居推進事業」の募集終了のお知らせ - 福島県ホームページ (fukushima.lg.jp)

こちらをご確認して頂ければと存じます。

 

まとめ

今回は親子3世代で同居するメリットやデメリットについてご紹介しました。

私の見解を言わせてもらうと二世帯住宅の建築はあまりオススメしません。

先述した通りいざという時、売却しづらい(流動性が低い)からです。

確かに経済的なメリットは捨てがたいものがありますが

近居が一番良いのでないかと考えます。

いずれ戻る実家がある購入検討者様には中古マンションか建売住宅の購入をオススメしたいです。

理由としては来たるべきタイミングで売りやすい(流動性が高い)からです。

郡山市内で親御さんと同居をお考えの方は、是非参考にしてみてください。

 

 

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