2024.12.23
住み替えは同じ不動産会社か別の会社か
家の住み替えでは自宅の「売却」と新居の「購入」の2つの取引をしますが
売却と購入は同じ不動産会社へお願いした方が良いのか
別々の不動産会社へお願いしても良いのか迷う方もいると思います。
今回のは住み替えは同じ不動産会社に依頼するべきかどうかを解説します。
住み替えは同じ不動産会社がオススメです
現在住んでいる家を売却して、新居を購入し引っ越す「住み替え」。
旧居の「売却」と新居の「購入」はそれぞれ不動産会社へ依頼して進めると思うのですが
売却・購入とも同じ不動産会社へ依頼することをオススメします。
なぜなら、その方がスケジュールの管理や資金計画をスムーズに進められるからです。
住み替えでは多くの場合で旧居の売却金を新居の購入費用の一部にあてる
または住み替えローンを利用して新居を購入します。
そのためには旧居売却と新居購入のタイミングを合わせる必要があるのです。
同じ不動産会社であれば資金計画や住宅ローンの手続き
必要書類の提出といった手続き先も一つになるため手間を減らせるというメリットもあります。
また旧居の売却金を新居購入の費用にあてるためには
新居購入までに確実に旧居の売却先を見つけなくてはいけませんが
売買は相手がいるものですから、必ず期限内に見つけられるとは限りません。
そのような場合に備え「買取保証」を付ける場合も
同じ不動産会社に依頼した方が売却期限や価格を管理しやすいです。
※買取保証とは
あらかじめ設定した期限内で不動産を売却できなかった場合に、不動産会社が直接買い取ってくれるサービス。
買取価格は一般的な売却相場の7割程度になることが多いです。
すべての不動産会社で行っているわけではないので、買取保証のサービスがあるか必ず確認してください。
また同じ不動産会社に依頼すると仲介手数料の交渉がしやすいというメリットもあります。
住み替えでは「売却」「購入」の2つの取引を行うので不動産仲介手数料もそれぞれの取引に対して発生します。
仲介手数料について法律で定められているのは上限だけで下限についての決まりはありません。
2つの取引を同時に依頼したということで仲介手数料の値引きについても交渉しやすくなります。
住み替えを同じ不動産会社に依頼するデメリット
不動産会社によって扱う物件やエリアの得意不得意があります。
とくに売却・購入でエリアが異なる場合、ひとつの不動産会社が両方のエリアとも得意とは限りません。
離れているエリアでは情報や顧客、実績が少ないということも考えられます。
その場合は売却は売却物件があるエリアの不動産会社へ
購入は購入物件があるエリアの不動産会社へそれぞれ任せた方が良いこともあります。
住み替えが同じ不動産会社でなくても良いケース
売却と購入の時期がずれていたり、期間が空いていたりする場合は、同じ不動産会社を選ばなくても大きな問題はありません。
具体的には以下のようなケースです。
・新居を購入・引越しをしたあとに、旧居をゆっくり売却する
・賃貸や実家などの仮住まいに住んで、旧居をゆっくり売却する
旧居の売却について具体的な期限がない、旧居の売却金を新居購入資金にあてないといった場合には
売却・購入のタイミングを合わせる必要がないので、それぞれ別の不動産会社に依頼しても問題はないです。
まとめ
今回は住み替えを同じ不動産会社にすべきかについて解説しました。
基本的には同じ地域内での、例えば郡山市内での住み替えの場合には
同じ不動産会社で取引する事をオススメします。
ましては住宅ローンをご利用の方は特にタイミングが重要となりますので
同じ不動産会社である方がスケジュールが合わせやすいです。
郡山市で住み替えをご検討している方は参考にしてみてください。
当社では不動産売買を検討しているお客様にとって、お役立ち情報を随時更新していきます。
郡山市の不動産売却、不動産購入は、えんどう不動産株式会社へお任せください。