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住宅ローンの事前審査で即日否決される理由

 

住宅ローンの審査には事前審査と本審査があり

事前審査では基本的な信用情報と借入額をチェックします。

住宅ローンの事前審査は一般的に即日~1週間で結果が分かりますが

即日で否決された場合は明確に否決される原因があることがほとんどです。

そのため即日で否決された場合は他の金融機関に申しこんでも

意味がないケースがほとんどなので否決された原因を確認してください。

郡山市で不動産購入を検討している方は是非参考になさってください。

 

住宅ローンの事前審査に即日否決された時は要注意

住宅ローンの事前審査に即日否決された場合、明らかに問題があるケースがほとんどです。

大体事前審査には即日~1週間かかり審査に通るか落ちるか微妙な人ほど審査が長引く傾向にあります。

そのため事前審査で即日否決された場合は審査基準に明確に適していないことが多いです。

即日で否決されて原因がわからない場合は、まずなぜ落ちたのかを確認してください。

 

事前審査で即日否決される人は、個人信用情報に問題がある可能性が高いです。

個人信用情報とは、クレジットカードやローンの契約や

申し込みに関する情報のことで取引事実を登録している個人の情報です。

次の内容が主に登録されています。

・氏名、勤務先などの基本情報

・クレジットカードの支払い状況

・キャッシング状況

・スマートフォン分割購入代金の支払い状況

・債務整理情報

過去に上記の取引で遅延がないか、未払いがないかの情報を判断します。

取引記録は5年~10年残るので独身時代にクレジットカードの

未払いがあったために審査に落ちるケースもあり得ます。

個人信用情報はどの金融機関でも確認されるので

問題があった場合は金融機関を変えても意味がないことが多いです。

無意識のうちに支払い遅延している可能性もあるので、まずは確認してみてください。

 

住宅ローンの事前審査で即日否決される個人信用情報

①ブラック

過去に債務整理をした人や2~3か月以上の支払い延滞をした人は、いわゆるブラックリストに載ります。

ブラックリストに載っている人は支払い能力がないことの証明なので

住宅ローンの審査に通ることはまずありません。

債務整理で自己破産した人は10年間、任意整理した人は5年間ブラックリストに

乗り続けることになるので期限が切れるまでは住宅ローンを組むことは不可能です。

 

②多重債務

住宅ローンの審査では他の金融機関からの借り入れ(多重債務)がないかどうかも重視されます。

住宅ローンは高額で長期的に支払う必要があるため

多重債務をしていると支払い能力に問題があるとみなされます。

カードローンなどの無担保のローンは1本が限度で2本以上ある場合はほぼ審査に通りません。

また住宅ローン審査は消費者金融からのキャッシングがある人には

特に厳しいので住宅ローンの審査前に支払い終えておく方が無難です。

使っていないカードローンは解約しておくと審査も通りやすくなります。

 

③支払い延滞中

現在進行形で支払い延滞中の人は住宅ローンの審査に通りません。

前述の理由と同じく支払い能力がない証明になってしまいます。

ただし、これまでに支払い遅延がなく単に忘れていただけで

1か月以内に支払いできた場合は再度審査に申しこむことで審査に通る可能性はあります。

 

④クレジットカードの支払い延滞履歴

クレジットカードの支払い延滞履歴は個人信用情報の中でも重視する部分です。

個人信用情報にはクレジットカードなどの返済状況が過去24ヶ月分記録されているため

何度も延滞している場合は審査に落ちる可能性があります。

支払い期日に1日でも遅れると記録として残るので

「電話で督促されてから支払ったので問題ない」と

思っている人は一度個人信用情報を確認してみてください。

住宅ローンの審査に確実に通りたいなら

24か月経って記録が消えてから申し込むと良いです。

 

住宅ローンの事前審査で個人信用情報以外に注意すべき点

①返済比率が30%をオーバーする

住宅ローンは借入額が年収の〇%と指定されるカードローンとは異なり

年間の返済額が年収の何%かで設定されます。

これを返済比率と言い、年収によって異なりますが

ほとんどの住宅ローンで許容される返済比率は30%以内とされています。

例えば年収が500万円の人であれば年間の合計返済額は150万円となります。

申しこんだ住宅ローンの返済比率が銀行の定める返済比率を

オーバーしている場合は住宅ローン審査に落ちる可能性があります。

年間の返済比率が30%までというのは住宅ローンだけの返済比率ではありません。

年収500万円の人が他にカードローンで年間30万円借り入れしていた場合

150万-30万=120万円が住宅ローンの返済額です。

そのため住宅ローンの返済額が30%以内だとしても

審査に落ちることがあるとは理解しておいてください。

 

②勤続年数が短い

勤続年数が1年未満の場合、住宅ローン審査に落ちる可能性があります。

単に1年未満というだけで審査に落ちることはありませんが

勤続年数が短いと年収が低いことが多く、審査に通りづらくなります。

また勤続年数が短いと再び転職をして支払い能力がなくなる可能性があると判断されます。

もし転職を考えているならば住宅ローンの審査に通ってから転職する方が良いです。

 

③担保割れしている

事前審査では担保物件の面積や基準地価などから大まかな担保評価をします。

借入額が担保評価額に満たない場合、住宅ローン審査に通らないことがあります。

住宅ローンの融資限度額は担保評価額の範囲内までしか

融資できないので担保割れしていないか確認してください。

自己資金を事前に準備しておくと融資資金に余裕が生まれるため担保割れしづらくなります。

特に中古物件は建物の評価額が激減することもあるので

自己資金をある程度準備してから申し込むと良いです。

 

まとめ

今回は郡山市で不動産購入を検討している方に向けて

「住宅ローンの事前審査で即日否決される理由」についてご紹介しました。

住宅ローンの事前審査で即日否決された場合、個人信用情報に問題があるケースが多いです。

気づかぬうちに支払い遅延していた、独身時代にクレジットカードの

支払いが遅れていたなどの原因が考えられます。

即日否決された場合は、できるだけ早めに個人信用情報を

確認して問題をはっきりさせておきましょう。

 

 

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