2024.06.10
リフォーム済み物件を購入する上でメリットとデメリットについて
近年、中古住宅の購入を希望する方が増えている日本の不動産市場ですが
最近よりポピュラーとなっているのがリフォーム済み物件です。
新築さながらの設備機能、清潔な室内環境がローコストで手に入るリフォーム済み物件ですが
デメリットがゼロというわけでもありません。
リフォーム済み物件の工事にかかる時間や費用、または注意点などを把握することで
メリットとデメリットをそれぞれ知ることもできます。
今回は郡山市でリフォーム済み物件の購入する際の注意点やポイントについて解説致します。
リフォーム済み物件を購入する上でのメリット
まずリフォーム済み物件のメリットとなる点から説明しますと
購入後短期間で入居できる点が大きな特徴となっています。
これからリフォームをするのであれば工事が完了するまで引っ越しができませんが
リフォーム済みの物件であればその期間はいりません。
「早く新しい我が家に住みたい!」と思う方には、まさにうってつけの物件と言えます。
購入価格の中にリフォーム費用なども含まれているリフォーム済み物件は
マイホーム購入のための住宅ローンをひとまとめにしやすい面もあります。
リフォーム済み物件は不動産会社が売主の場合も多いので保証が付くのもメリットです。
引渡し後2年は保証が付きますので万が一引渡し後不具合があった場合には
修繕してもらったりの相談が出来ます。
リフォーム済み物件を購入する上でのデメリット
一方、新築と比べても大差のない新築同然の美観や室内環境が手に入る点が魅力である反面
構造体の修繕や補強までは手が付けられていない場合もあります。
内装や外装だけを張り替えたリフォーム済み物件であれば、購入後の家の寿命も短い可能性が高く
雨水の浸入や床下の換気不良などのリスクも考えられます。
契約不適合に注意する
リフォーム済み物件の購入で気をつけてほしい点は、契約不適合(瑕疵=目に見えない不具合)についてです。
契約不適合とは、本来備わっておくべき機能・品質が欠けている状態を意味し
不動産においては欠陥とほぼ同意義の意味で使われています。
リフォーム済み物件、つまりリフォーム工事を行う物件では、工事中に瑕疵が発見される可能性も十分にありますが
この瑕疵を補修する義務があるわけではありません。
リフォームで見栄えを良くする事はあっても隠れた破損箇所などを直す為に
必ずしも売主様がコストを負担するとは限りません。
買主様は後々、住宅に欠陥が見つからないためにも事前に確認することが大切です。
具体的なポイントとしては下地材や給排水管の交換などを行っているか、
フルリフォームでも構造躯体や地盤までしっかり補強を行っているかチェックすることが大切です。
一見きれいなお部屋でも瑕疵が隠れていないか気をつけながら物件を見ることで、これらのリスクを回避できます。
また最近では住宅診断(建物状況調査)を実施している物件もありますので
第三者機関がチェックして「劣化事象なし」の判定があれば、なお安心して物件の購入が出来そうです。
もし住宅診断を実施していない場合でも実施予定があるのかなど、一度相談してみることをオススメします。
まとめ
今回は郡山市で不動産購入をご検討している方に向けてリフォーム済み物件の
メリットとデメリットについて解説しました。
これからリフォーム済み物件購入を検討している方は物件選びに失敗しないためにも
メリットとなる点や瑕疵によるリスクなどを明確に把握することが大切です!
弊社では、これからの新生活を安心安全に送ることができる
お勧めのリフォーム済物件を多くご紹介しています。
また、中古、新築問わず様々な条件で理想の一戸建て物件の検索が
可能となっていますので是非問い合わせください。
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