2024.04.15
住宅ローン審査がうまくいかない理由について①
不動産購入において避けては通れない住宅ローンですが
その「ローンの審査」がもし通らなかったら…と不安になられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際、皆さんが思いもよらぬところに落とし穴があったりします。
収入が多いから大丈夫、勤務先が安定しているから大丈夫、ということは全くございません。
今回は郡山市内で不動産購入をご検討しているお客様にむけて
住宅ローン審査がうまくいかない理由について解説します。
住宅ローンの審査における「回答」について
住宅ローンの事前審査を金融機関さんで行った際
3日~7日ほどで事前審査の「回答」というものが返ってきます。
こちらの回答内容によって「希望通りにローンが借りることができるのか」が分かります。
ドキドキしながら回答を待ち、いざ回答を聞いてみると予想外の回答が返ってくることがあります。
住宅ローン事前審査の回答内容については大きく分けて3つあります。
①承認(満額回答)
お客様が金融機関さんに申し込んだローン内容について全て希望通り承認されたことを指します。
ローンの内容と一口に言っても、金額以外にも期間や金利や団体信用生命保険も含まれます。
問題なく審査の承認をもらえれば皆さんとしてはホッと一安心でしょう。
一度承認をもらいつつ他の金融機関さんでより良い条件で借りることができるか再審査する方もいらっしゃいます。
②条件付き承認(減額回答など)
こちらは金融機関さんから一部条件が付いた形での承認になります。
例えば希望金額に満たない承認(減額回答)や期間を短縮した形での承認、また保証人を追加する条件での承認などがあります。
具体的にこうすれば承認ですよ、という条件が明記してあるぶん有難いです。
条件について皆さんが譲歩することができれば、ローンは問題なく借りることができます。
もし一部条件に納得いかない場合は、別の金融機関で事前審査をしてみることをおススメします。
③全額否認
最後に一番残念な回答が「全額否認」です。とにかく借りることができません。
具体的な理由もわかりません。なにか条件をクリアすればいいのかもわかりません。
金融機関さんからは「総合的な理由で…」と理由をぼやかされます。
誰が審査を行っているのか
上記の回答は一般的に金融機関さんの窓口担当者様から連絡が来ます。
では実際に窓口担当者様が審査を行っているかといえば、そんなことはありません。
金融機関では審査を別に行っている部署・会社があります。
住宅ローンは「保証会社」がお客様の保証人の代わりとなってくれることで成り立っています。
したがって住宅ローンの審査を主として行っているのは保証会社であるケースが多いです。
ですので、金融機関としても別会社である保証会社の回答にある程度従わざるを得ません。
否認される際に具体的な理由を教えてくれない理由も実はここにあります。
近年は保証会社を介さない住宅ローンも増えてきました。いわゆるプロパー融資です。
その場合は金融機関さん自身の審査部署が審査を行っています。
保証会社を介さない分、金融機関さんの審査が厳しい傾向があります。
まとめ
今回は住宅ローン審査がうまくいかない理由についての前半を解説しました。
明日の内容はどのようなポイントが見られているのか、否認される理由について解説します。
是非明日もご覧になってください。
当社では不動産売買を検討しているお客様にとって、お役立ち情報を随時更新していきます。
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