2024.03.04
マンションの売却は間取りも重要です
マンションがスムーズに売れるかどうかはさまざまな要素が影響します。
どんな間取りかもそのひとつです。
今回はマンションで売れやすい人気の間取りや、間取りに合わせたターゲット設定の重要性を解説します
ほかにも、売却に関して間取り以外にも押さえておきたいポイントについてもあわせてお伝えします。
郡山市内でマンション売却を検討している方は是非参考にしてください。
売れやすい間取り・売れにくい間取り
マンションの間取りで売れやすい・売れにくいというのは、つまりは需要の高さです。
需要が高く売れやすい間取りは、3LDKといわれています。
なぜなら、マンション購入を考えるのは子どものいる夫婦
またはこれから子どもを持とうと思っている夫婦などのファミリー世帯が多いからです。
子どもがいるファミリー世帯では2LDKでは狭く感じることも多いですし
4LDK以上だと広すぎて部屋を持て余したり予算が合わなかったりします。
3LDKだと賃貸の家賃も高く、それなら子育て環境を整えるためにも購入しようと考える方が多いようです。
そういった意味で3LDKが売れやすいといわれています。
一方4LDK以上の広いマンションになると中古であっても、その分価格が高くなってしまいます。
高額なマンションを検討する人は経済的に余裕がある人となりますが
そうなると中古ではなく新築を求める傾向が高まります。
また4LDK以上の広さが必要な人となると戸建住宅も検討するはずですので
競合が増えて売れにくくなる可能性があります。
間取りに合ったターゲットが重要
前述したように買主様によって必要となる間取りは異なります。
スムーズに売却するためにはマンションの間取りに合うターゲットを理解し、そこに向けた戦略が必要となります。
マンションの間取りごとに売りやすいターゲット層を解説します。
【1】1R、1K
単身者向け、または投資目的に購入する人向けの間取りとなります。
生活の利便性を重視している人が買うケースが多く、駅や商業施設が近いなど利便性の高さも重要です。
部屋数が少なく間取りで大きな差が出ないため、立地で差別化がされやすいです。
【2】1DK、1LDK
経済的に余裕のある単身者や子どものいない共働き夫婦
または子どもが独立したあとのシニア夫婦などがターゲットです。
交通や生活の利便性が重視される傾向があります。
投資用マンションとしての需要もあり、ターゲットをどこに設定するかによって
広告媒体やアピールポイントが変わってきます。
【3】2K、2DK、2LDK
子どものいない共働き夫婦、子どもが独立したシニア夫婦などがメインのターゲットです。
こちらも利便性が重視される傾向があります。
子どもが1人で、3LDKは予算が厳しいという家庭も
ターゲットになり得ますが、検討の際には賃貸物件とも比較されやすいです。
【4】3K、3DK、3LDK
子どもがいるファミリー世帯や、これから子どもを持とうとしている夫婦などがメインターゲットです。
高齢になった親と一緒に暮らすことを想定している場合もあるでしょう。
解説した通り、需要が高い間取りといえます。
人気の間取りではあるもののライバル物件も多いため、他物件との差別化が重要です。
【5】4LDK以上
複数の子供がいる家庭や経済的に余裕のある家庭などがターゲットです。
4LDK以上だと中古物件でも高額になるので新築と競合したり
広さを求める場合は戸建住宅とも競合したりします。
価格が高いこと、部屋が多いことで、ターゲットとなる家庭は絞られてきます。
間取り以外に重要なポイント
マンション売却では、もちろん間取り以外にも重要なポイントがあります。
とくに大きな影響を与えるのは立地と築年数です。
駅や幹線道路から近い、学校や商業施設から近くて生活しやすい、そして新しければ新しいほど売れやすいです。
そのほかは室内外の状態、収納スペースの量、建物の管理・修繕状況、
階数や方角・日当たりなども売れやすさを左右します。
階数の違いは戸建住宅にはないマンションならではのポイントです。
マンションは階数が高い方が売却に有利といわれています。
まとめ
今回はマンションの売却は間取りも重要だという事を解説しました。
結論としては需要の高い3LDKタイプが売れやすいです。
ただし絶対数が少ないとはいえ、1Kや4LDKなど求めている方も一定数いますので
そこまで悲観することはありません。
それよりも専有部分の維持管理状態が良好である事が重要と考えます。
郡山市でマンションの売却を検討している方は参考にしてみてください。
当社では不動産売買を検討しているお客様にとって、お役立ち情報を随時更新していきます。
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