2023.04.03
マイホームはいつ買うのか、判断する上で重視すべき3つの基準
今回はマイホーム購入を検討している方に向けてのものとなります。
一戸建てにしろマンションにしろ住宅の購入は多くの人にとって最も大きな買い物です。
ぜひとも後悔のないタイミングで購入したいものですが
何をどのように考えればベストタイミングが判断できるのか。
自分なりの「ベストタイミング」を考える手がかりをつかむために
その判断する上で重視すべき3つの基準をご紹介します。
人生の転機で考える
住宅購入は人生最大の買い物ですから、まずは人生の転機に合わせるということが挙げられます。
人生の転機には気持ちが上向いていたり夢が膨らんでいたりするので購入タイミングとして十分考えられます。
例えばパートナーと結婚したり一緒に暮らし始めたりするタイミングで住宅を購入すると
環境が変わり気分も改まってよいかもしれません。
「二人で新しい生活をはじめる」感覚が強まり、より幸せが広がることとなりそうです。
また子供が増える出産のタイミングで住宅を購入するのもおすすめです。
子供がいるといないのとでは求める家の広さや間取りなど条件が変わってきます。
子育てをイメージしながら住宅選びをするのも楽しい経験です。
ただし子育てにはお金がかかることを踏まえて余裕を持って
住宅ローンを払える住宅を購入するべきでしょう。
子供が育って独立した後に住宅を購入する手もあります。
定年まで会社員として勤め上げた場合は退職金としてまとまったお金が手に入るため
それを住宅購入資金に充てます。
この場合も老後の生活資金がいくら必要なのかを計算したうえで購入予算を見積もっておくことが大切です。
購入資金の見通しがついたタイミングで考える
必要な資金が貯まったタイミングで住宅購入を決断する手もあります。
購入資金は自己資金と借入金(住宅ローン)で賄います。
特に頭金や手数料等の諸費用を支払うための自己資金を前もって貯めることが必要です。
以前は一般的に必要な自己資金は物件価格の2割以上と言われていました。
ただし現在は超低金利時代にありますので、その自己資金を貯めるまで待つよりは
低金利の利益を享受するためにも早めに購入を決断するのも一つです。
また社内のポジションアップや売上アップによって給料が増加することがあるかもしれません。
継続的な収入増が見込める場合はその段階で住宅の購入を検討するのも分かりやすい考え方です。
ただ共働き家庭の場合は妻の出産や育児休暇によって収入が減少することを想定する必要があります。
その増減を見越して購入予算を見積もり資金計画を立てるとよいでしょう。
年齢=住宅ローン返済期間で考える
住宅ローンを払い終えるのがいつになるかを踏まえて
定年前後には完済できるようにタイミングを逆算して
住宅購入時期を検討する方法もあります。
例えば住宅ローンの多くは最長で35年間返済し続ける必要があります。
定年が60~65歳だとすると完済時期を定年タイミングと合わせるためには
20代後半から30代前半で住宅を購入することになります。
もちろん35年間も住宅ローンを支払わなくてよいように頭金を増やしたり
繰り上げ返済を駆使したりして返済期間を短縮する手はあります。
ただし先行き不透明で繰り上げ返済が可能かどうか分からないという人も多いはずです。
そう考えると、やはり若いうちに購入した方が老後に
住宅ローンの支払い負担に悩むリスクを減らせます。
人生の転機やお金が十分貯まるタイミングを待つのも大事なことですが
老後に苦しまなくて済むよう若いうちに住宅を購入するというのも
一つの選択肢に入ってくるでしょう。
現在は40年間で80歳まで組める住宅ローンの商品も有りますが
弊社で推奨しているのは35年間で75歳までの商品を目安に考えて頂くように
提案しております。
まとめ
今回は不動産を購入するタイミングについてお伝えしました。
ちなみに私は子供が小学校に上がるタイミングで新居を構えました。
私の今までの経験では、お子様がいらっしゃる家庭は私と同様に
「子供が小学校に上がる1年前くらい」で考えるお客様が多いように感じます。
ひとつ言える事は契約者(住宅ローン債務者)に万が一の事があった場合に
ローンの残債が無くなる団体信用生命保険もあるので若ければ若いほど良いと考えます。
団体信用生命保険の詳しい内容についてはまた改めて説明の機会を作ります。
当社では不動産売買を検討しているお客様にとって、お役立ち情報を随時更新していきます。
郡山市の不動産売却、不動産購入は、えんどう不動産株式会社へお任せください。